~考えると逆効果⁉ひらめきや思いつきの謎~

皆さんいかがお過ごしですか?

僕は月に20冊の読書を目標に日々奮闘しています。

これからは、僕が学んだ知識や気づきを皆さんに共有し、共に成長できたらと思いブログを書いていきます。明日が少しでも幸せな日になるよう、一緒に学んでいきましょう!

今日は、、「ひらめき」についてです。

最近何かひらめいた経験はありましたか?

「蛇口の口にシャワーヘッドを付けた方が節水になるかも。」「雑談上手な方がモテるかもしれないから練習してみよう。」

など、人は日々ひらめきを生み出し生活をしています。そして、そのひらめきをもとに行動をしているわけです。

このように、現状を変える一歩目にはひらめきが必要なのです。

僕は問題に直面したとき熟考していました。あれこれ考えますが中々良い案は浮かばず、結果堂々巡りになることがありました。そしてモチベーションが下がり、やりたいことが続かないという経験があります。

ではそんな現状を変えるにはどうすればよいでしょうか?

結論

考えず「ボーっとする」時間を作る

面白いですよね。

考えるのではなく、考えることを止めるという逆転の発想です。『NHKスペシャル「人体」脳すごいぞ!ひらめきと記憶の正体』では、ひらめいたと思ったときの脳の状態は、「ボーっとしている」ときの脳の状態と同じであると話されていました。実は、授業中に白昼夢に陥っているあの学生は、思考を放棄しているのではなく、脳の広い領域で一斉に活動をしている状況だったのです。

この状態を「デフォルトモード・ネットワーク(DMN)」と言います。DMNでは、脳の広い領域で活発に活動をしている様子が捉えられており、特に目立つのは大脳皮質という五感や運動、言語や記憶、思考などの高度な機能を果たす部分に広がりをみせています。このネットワークが、無意識のうちに脳の中に散らばる「記憶の断面」を繋ぎ合わせ、ひらめきを生みだしているといわれています。

ちなみに、DMNのエネルギー消費量は、脳全体の消費エネルギーの70%と言われています。かなり頑張っていますよね。

脳はどのようにして情報を処理しているのか?

人が物体を見たときに、脳がどのように処理しているのか解説します。

人は神経回路を電気信号が流れ、体の臓器同士で情報を交換しています。

具体的に説明します。

⓵車を見たとしましょう。目で車を見た瞬間に情報が光として目に入り、脳の視覚野という部分で「ある四角い物体」として捉えます。

ここではそれが何かハッキリとはわかりません。アイフォンの画面を僅かに下へスライドさせたアイコンの状態のように、情報としてはまだぼやけた状態です。

⓶側頭葉という脳の横の部分で「車輪があり赤い車である」と見分けます。

⓷前頭前野という脳の前の部分で「かっこいいなー」「どんな人が乗っているのかなー」と感情を加えることができます。

このように、臓器は電気信号という情報のパス交換をして物事を認識しているのです。

視覚野→側頭葉(誰か見分ける)→前頭前野(感情をのせる)

細胞の繋がりが記憶の線になる!記憶の構造

認識するだけでは、底の抜けたバケツに水を入れている状態になってしまいますね。人は記憶の工程に入ります。

記憶は脳の海馬という器官で生み出され、大脳皮質で保管をする構造をしています。

生み出されるとは??

記憶は、脳の海馬で生み出される神経細胞が繋がることで起きる現象です。そのため、僕たちが覚えたりして脳を使うと、その糸のような繋がりは太くなって機能を高めたり、新しく作られたりします。こうしてできた神経細胞の繋がりが、大脳皮質に保管される。これこそが記憶の正体なのです。

まとめ

日常で集めている断片的な記憶を、DMNでひらめきに繋げる。僕たちの時代は情報に溢れており、隙間時間にスマートフォンをいじるなどしてしまいます。意識的に隙間時間では「ボーっとする」などの、生活の工夫が必要であり人生の変化には大事なのではないでしょうか?

最後までありがとうございました。今後もどんどん学びを共有していきたいと思っています。

よろしくお願いいたします。


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